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 読み終わった本のあらすじネタばれ記録です。

秦建日子「ダーティ・ママ」

ダーティ・ママ! (河出文庫)ダーティ・ママ! (河出文庫)
(2011/11/05)
秦 建日子

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丸岡高子――43歳。麻布南署刑事。1歳の息子・橋蔵を育てるシングルマザー。長嶋葵――24歳。橋蔵のベビーシッター役として交通課から異動させられた新人刑事。育児のグチをブチまけながら、ハイパーレッドのベビーカーをぶっ飛ばし、ルール無用の凸凹コンビ(+1)が事件解決にひた走る!


丸岡高子:40代のシングルマザーで検挙率NO.1の刑事。検挙率UPのボーナスのためなら不正も厭わず傍若無人に振る舞う。
長嶋葵:元ソフトボール五輪代表候補の新人刑事。長身で筋肉質。体育会系だった反動で香水とおしゃれが趣味。
丸岡橋蔵:高子の息子。1歳。嘘つきを見ると「ダー」と反応する能力があり、高子の検挙率上昇の秘密兵器になっている。
佐々木卓也:葵の恋人。刑事を目指し脱サラして警察官になった。現在交番勤務。
香山大輔:橋蔵の父親だが認知はしていない。高子曰く嘘つきでマザコン。高子の一回り年下でイケメン。
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東野圭吾「宿命」

宿命 (講談社文庫)宿命 (講談社文庫)
(1993/07/06)
東野 圭吾

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高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。


和倉勇作:所轄の刑事。父親も刑事で母親はなく、貧しい暮らしだった。
瓜生晃彦:地元一の大企業UR電算の御曹司だが後を継がず、大学病院で助手として働いている。妻や家族にも心を開かない。
瓜生美佐子:晃彦の妻。自分では特に取柄もない地味な人間だと思っている。
瓜生直明:晃彦の父。UR電算前社長。故人。晃彦の他に、後妻との間に学生の息子と娘がいる。
須貝正清:UR電算現社長。直明の死後、会社の覇権を握り瓜生派を駆逐する。
サナエ:勇作が子供の頃なついていた女性。脳に障害があるらしい。故人。

東野圭吾「殺人の門」

殺人の門 (角川文庫)殺人の門 (角川文庫)
(2006/06)
東野 圭吾

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「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。


田島和幸:裕福な歯科医の家に生まれ育つ。口下手で友達を作るのは苦手。
倉持修:和幸とは小中の同級生。家業の豆腐屋を嫌い、子供の頃から人を騙して儲けることばかり企んでいる。

東川篤哉「密室の鍵貸します」

密室の鍵貸します (光文社文庫)密室の鍵貸します (光文社文庫)
(2006/02/09)
東川 篤哉

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しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。彼を手ひどく振った恋人が、背中を刺され、4階から突き落とされて死亡。その夜、一緒だった先輩も、流平が気づかぬ間に、浴室で刺されて殺されていたのだ!かくして、二つの殺人事件の第一容疑者となった流平の運命やいかに?ユーモア本格ミステリの新鋭が放つ、面白過ぎるデビュー作。


戸村流平:烏賊川市大映画学科4年生。現在は映画監督の夢を諦め就職活動中。
紺野由紀:流平の元彼女。向上心のない彼に愛想を尽くす。
茂呂耕作:流平の先輩。地元の小さな映画会社に勤務。
鵜飼杜夫:流平の姉の元夫。個人探偵事務所を経営。
砂川・志木:烏賊川警察にその人ありと謳われたベテラン刑事と、元ヤンの若手刑事。

東野圭吾「ウインクで乾杯」

ウインクで乾杯 (ノン・ポシェット)ウインクで乾杯 (ノン・ポシェット)
(1992/05)
東野 圭吾

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パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。仕事先のホテルの客室で、同僚牧村絵里が、毒入りビールを飲んで死んでいた。現場は完全な密室、警察は自殺だというが…。やがて絵里の親友由加利が自室で扼殺され、香子にまで見えざる魔の手が迫ってきた…。誰が、なぜ、何のために…。ミステリー界の若き旗手が放つ長編本格推理の傑作。


小田香子:玉の輿を狙うコンパニオン。実は田舎出身。
牧村絵里:大手事務所から移籍してきた香子の同僚。香子とは仕事の前後に話す程度の仲。
真野由加利:大手事務所時代の絵里の親友。
伊瀬耕一:絵里の元恋人。画家志望。故人。
丸本久雄:香子達が所属する中堅事務所の社長。女に手が早い。
高見俊介:高見不動産の若き専務。現在の香子のターゲット。
西原健三:高級ジュエリー店「華屋」の三男坊。優秀な兄と違い馬鹿息子と蔑まれている。
芝田:警視庁捜査一課の刑事。色黒で背が高い。